議事に入ります前に、委員席についてお諮りいたします。
委員席につきましては、ただいま御着席のとおりといたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
田上辰也 委員長 御異議なしと認め、御着席のとおり決定いたします。
次に、執行部と会するのは本日が初めてでございますので、委員及び執行部の紹介をお願いいたします。
〔
委員長自己紹介〕
○
田上辰也 委員長 それでは、田島副委員長より、順次
自己紹介をお願いいたします。
〔
委員自己紹介〕
○
田上辰也 委員長 委員の紹介は終わりました。
次に、執行部の紹介をお願いいたします。
◎萱野晃
上下水道事業管理者 上下水道事業は、
市民生活に欠くことのできない重要なライフラインでありますことから、その運営につきましては、まずは災害に強い
上下水道の確立、また
SDGs理念を踏まえた取組などを推進しながら、事業の
効率化等による
経営基盤の強化を図り、安定的な
事業運営に取り組んでまいる所存でございます。
委員各位におかれましては、今後ともさらなる御支援と御協力を賜りますようお願い申し上げます。
それでは私から、本日出席いたしております
上下水道局の
執行部職員を順次紹介させていただきます。配付しております
上下水道局資料、青の
上下水道局と書いてあるものですけど、その1ページを御覧ください。名簿に沿って御紹介させていただきます。
〔
執行部自己紹介〕
◎萱野晃
上下水道事業管理者 以上で
上下水道局執行部の紹介を終わらせていただきます。
次に、
上下水道局の主な
所管事務につきましては各
担当部長から、また、令和3年度の
主要事業等につきましては
経営企画課長から御説明申し上げます。どうぞよろしくお願いいたします。
○
田上辰也 委員長 以上で執行部の紹介は終わりました。
これより、
上下水道局に関する
所管事務説明を聴取いたします。なお、質疑につきましては、第2回定例会においてお願いできればと存じます。
◎
桝田一郎 総務部長 私からは令和3年度の
組織体制及び
総務部各課の主な
所管事務について御説明いたします。
お手元の
上下水道局資料2ページをお願いいたします。
こちらが今年度の
上下水道局の組織図でございます。各施策を所管いたします3つの部、11の課、4つの室、5つの
センターで組織されておりまして、令和3年4月1日現在、
正規職員は364名でございます。
続きまして、資料3ページをお願いいたします。
各部署の
所掌事務でございます。
総務部各課の主な業務についてでございますが、まずは総務課では、局の主管課として
局内事務の
総合調整のほか、
危機管理及び
災害対策、組織、人事、局財産の管理、庁舎の
維持管理に関する業務を行っております。
次に
経営企画課では、
事業経営の
企画調整、議会、広報広聴、
予算編成、
情報化施策の推進に関する業務を行っております。また、出納室では支払いの審査、決算に関する業務を行っております。
次に料金課では、水道、下水道の
使用開始の手続、
水道料金、
下水道使用料の調定、収納に関する業務を行っております。
4ページをお願いいたします。
債権管理室では、
水道料金、
下水道使用料の
滞納整理のほか、
債権管理、
滞納整理対策の総合的な
企画調整を行っております。
最後に
給排水設備課では、
給水装置に係る工事の審査や検査、
排水設備の計画の確認に関する業務を行っております。
なお、お客様からお問合せをいただいております中で多いものとしましては、
水道料金、
下水道使用料に関することを料金課、
給排水設備の工事や水道管などの
地下埋設状況を
給排水設備課が、それぞれ対応しております。
総務部各課の
所管事務については以上でございます。
◎
上村博之 総括審議員兼
計画整備部長 私からは
計画整備各課の主な
所管事務について説明をさせていただきます。
資料の4ページの中段をお願いいたします。
まず
計画調整課でございます。
水道事業における認可や
水道施設の整備、
更新計画の策定並びに
下水道事業における
事業計画の策定や、
下水道施設の整備に係る計画及び
調整業務のほか、部の主管課としまして
部内各課の庶務を所管しております。また、
技術監理室では工事の検査、
技術研修及び
管路情報システムの
運用管理などの業務を行っております。
次に
水道整備課では、主に
水道配水管や施設の整備に加えまして、
布設替えなどの
更新事業を進めております。
最下段の
下水道整備課では、未
普及地区におけます
下水道管路の
整備工事や、
浄化センターなどの
老朽施設の
改築更新事業を行っております。また
雨水事業の記載もありますが、具体的な
対策工事につきましては、
河川課職員への併任で実施しているところでございます。
お客様からの問合せが多いものの中では、
上下水道管路の整備時期や私道への
布設相談などがありまして、
計画調整課で対応をしております。
計画整備部の
各課事務分掌については以上でございます。
◎
正代徳明 維持管理部長 私からは
維持管理部各課の主な
所管事務について御説明させていただきます。
資料の5ページをお願いいたします。
維持管理部各課の主な業務についてでございますが、まず
水道維持課では、
水道施設及び
工業用水道施設の管路の
漏水防止等の
維持管理や、他工事に伴います
移設工事などの業務のほか、
維持管理部の主管課として
部内各課の庶務を所管しております。また、西部、北部、南部の
上下水道センターでは、それぞれの地域におきまして
水道維持課と同様の業務を行っております。
次に
下水道維持課ですが、
下水道維持課では
下水道管路の
維持管理や
改築更新などに関する業務を行っております。また
維持補修センターでは、
下水道管路の
維持管理作業などに関する業務を行っております。
次に
水運用課ですが、
水運用課では、
配水系統及び水圧の管理並びに
水運用センターや
水源地等の
水道施設の
維持管理を行っております。また、
水質管理室におきましては、水道及び
工業用水道の
水質検査を行っております。
最後になりますが、
水再生課ですが、
公共下水道の
終末処理を行います
浄化センターに関する業務、
中継ポンプ場や
マンホールポンプ場などの
維持管理、下水道の
水質検査、
事業場排水の
水質指導などの業務を行っております。またこの
浄化センターにつきましては、現在
中部浄化センター以外は、
民間委託による
維持管理を行っております。
なお、お客様からのお問合せが多いものとしましては、水道の漏水につきましては
水道維持課、下水道の公共ます設置につきましては
下水道維持課が、それぞれ対応しております。
以上でございます。
◎船津浩一
経営企画課長 私からは、今年度の
主要事業等並びに熊本市
上下水道事業経営戦略につきまして説明申し上げます。
資料の6ページをお願いいたします。
まず
水道事業の令和3年度当初予算の収支につきまして説明いたします。令和3年度当初
予算総括表(
水道事業)をお願いいたします。
まず上段の表でございます。経常の
事業活動に関します
収益的収支でございますが、
水道事業収益は140億6,360万5,000円、前年度比で1億1,753万4,000円の減少となっております。
次に
水道事業費用でございますが、113億3,493万5,000円、前年度比6,577万7,000円の減少となっております。
この結果、
収益的収支差額といたしましては27億2,867万円を確保する見通しでございます。
次に下の表でございますが、施設や管路等の建設や改良等の事業に関します
資本的収支でございます。収入は16億4,720万7,000円、前年度比5,589万3,000円の減少と見込んでおります。支出でございますが、95億7,844万4,000円、前年度比6億5,912万7,000円の増加と見込んでおります。
資本的支出額に対しまして
資本的収入額が不足いたしますが、
補填財源の説明として記載しておりますが、
減債積立金や
過年度分損益勘定留保資金などで補填いたします。
7ページをお願いいたします。
続きまして、
水道事業会計の
主要事業について説明申し上げます。
まず
水道施設更新事業でございますが、これは老朽化した管路及び施設の更新と耐震化を目的といたしておりまして、43億6,118万8,000円を計上いたしております。なお耐震管の更新につきましては、令和3年度末で18.4%を見込んでおります。主な
事業内容でございますが、
健軍水源地、
庄口水源地、
秋田配水場など主要な施設の更新、
基幹管路並びに老朽管の更新などでございます。
また、最下段4の(7)に記載しておりますが、
中心市街地の
老朽管更新、耐震化に向けた
基本設計にも取り組んでまいります。
次に8ページをお願いいたします。
第6次
拡張事業でございます。これは市全域での施設・管路の
機能強化と、未
普及地区の
管路整備に取り組むものでございまして、21億9,344万3,000円を計上いたしております。主な
事業内容でございますが、
新市基本計画事業といたしまして、
城南地区約11.4キロメートルの整備を行うとともに、産業道路の
配水管布設工事など、
基幹管路の整備を行うことといたしております。
次に9ページをお願いいたします。
熊本の
水ブランディングの
推進経費でございますが、350万円を計上いたしております。これは
ライフスタイル変革や
プラスチックごみ削減に向けた取組を行うものでございまして、本庁舎をはじめ
まちづくりセンターや水の科学館、動植物園などへの
ボトル用給水機の設置、小中学校などへの啓発などを行うものでございます。
次に2段目でございますが、
上下水道事業におけるデジタルトランスフォーメーションの推進の経費といたしまして3,469万8,000円を計上いたしております。内容といたしましては、新たな日常の構築といたしまして、
工事監督業務等について
遠隔臨場に取り組むための
タブレットリース経費、また
先進的取組の推進といたしまして、AIを活用いたしました
漏水箇所の予測など、熊本市
型アセットマネジメントシステム構築のための
共同研究経費、
行政手続オンライン化の推進といたしまして、
給水装置工事申請における
納付システムの
改修経費等の予算でございます。
以上が
水道事業会計でございます。
次に10ページをお願いいたします。
下水道事業でございます。令和3年度当初
予算総括表(
下水道事業)をお願いいたします。
まず経常の
事業活動に関します
収益的収支でございますが、
下水道事業収益203億7,570万円、前年度比で4億6,120万6,000円の減少でございます。
次に費用でございますが、184億5,572万9,000円、前年度比3億6,372万6,000円の減少でございます。結果といたしまして、
収益的収支差額では19億1,997万1,000円を確保する見通しでございます。
次に、施設や管路等の建設や改良等の事業に関します
資本的収支でございます。
資本的収入120億6,632万7,000円、前年度比4億7,348万円の減少となりますが、これは国の
補正予算に対応いたしまして、令和3年度に予定しておりました事業を令和2年度に前倒ししたことなどによります
国庫補助金などの減少によるものでございます。
また、
資本的支出でございますが、208億2,162万3,000円、前年度比11億3,972万5,000円の減少となりますが、これは収入でも御説明申し上げましたが、国の
補正予算に対応いたしまして、令和3年度
予定事業を令和2年度に前倒ししたことによります施設の
改築更新・
耐震化事業の減少が主な要因でございます。
この結果、
資本的収支差額は87億5,529万6,000円の不足を生じますが、この不足額につきましては、
過年度分損益勘定留保資金などで補填することといたしております。
11ページをお願いいたします。
下水道事業会計の
主要事業でございます。まず未
普及解消事業でございます。54億8,000万円を計上いたしております。これは未
普及地区へ
公共下水道施設を整備し、
生活環境の改善を図るものでございまして、令和3年度末の普及率は90.6%を見込んでおります。整備する地区といたしましては護藤町、畠口町までの旧市内、合併3町など114ヘクタールを計画いたしております。
12ページをお願いいたします。
下水道施設の
改築更新・
耐震化事業でございますが、28億4,966万円を計上いたしております。これは老朽化した
公共下水道施設の
改築更新及び耐震化を図るものでございまして、
ストックマネジメント計画や
総合地震対策計画などに基づき、
中部浄化センターB系消化タンク設備など
浄化センター、
ポンプ場施設、
合流区域など
管路施設の
改築更新、拠点病院から
東部浄化センター間の耐震化などを進めるものでございます。
次に14ページをお願いいたします。
災害時対応能力の
強化経費といたしまして、1億900万円を計上いたしております。これは
マンホールトイレを
小中学校等に整備する経費でございまして、令和3年度末で全体で58か所の整備を見込んでおります。
以上が
下水道事業でございます。
続きまして15ページをお願いいたします。
工業用水道事業でございます。概要といたしましては、
給水区域は南区城南町の
城南工業団地でございまして、
給水事業所数は
化学製品関連、
紙加工品製造業など11事業所でございます。
令和3年度当初
予算総括表(
工業用水道事業)をお願いいたします。
収益的収支は収益、費用共に652万1,000円を計上いたしております。また、
資本的収支の支出165万5,000円は、
水道水圧の
遠隔操作を行うテレメータ2か所分の
更新経費でございます。
以上が
工業用水道事業会計でございます。
続きまして16ページをお願いいたします。
熊本市
上下水道事業経営戦略について説明申し上げます。
経営戦略でございますが、
上下水道事業が将来にわたって安定的に事業を継続していくための中長期的な経営の
基本計画でございます。
経営戦略と
実施計画の二階建ての計画でございまして、
経営戦略では今後10年間の理念、将来像、
基本方針を定め、
実施計画では前期、後期に分け、具体的な取組と10年間の
財政見通しを定めております。
計画期間は令和2年度から令和11年度までの10年間でございます。
計画の位置づけでございますが、熊本市第7次
総合計画や国が策定している各
事業ビジョンと整合するものでございます。
経営戦略の理念といたしましては、上質な
上下水道サービスを提供し続けることを掲げておりまして、理念を具体化するために安全安心、
環境保全、信頼、持続の4つをキーワードといたしまして将来像を設定し、それぞれに
基本方針を定め、事業を運営していくことといたしております。
また、
財政見通しについてでございますが、本日配付させていただきました
経営戦略実施計画の100ページ以降に記載いたしておりますけれども、今後の取組の中で必要となる
建設改良費や
維持管理経費を見込み、財源の試算をいたしておりまして、上・
下水道事業会計共に純損益につきましては、令和11年度までの
計画期間中黒字を確保する見通しでございます。
また、今後の
人口減少等を見据え、将来世代への過重な負担とならないように企業債の
新規発行額を抑制し、
内部留保資金を
投資財源といたしまして適切に活用していくことといたしておりまして、
計画期間中におきましては、上・
下水道事業共に現行の料金を維持できる見通しでございます。また、
工業用水道事業につきましても、
料金水準につきましては
現行水準を維持できる見通しでございます。
今後、
事業環境はますます厳しくなってまいりますが、
上下水道の根源的な使命、サービスをより上質にいつまでも提供し続けることを目指しております。
上下水道局の説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。
○
田上辰也 委員長 以上で執行部の説明は終わりました。
この際、議事の都合により休憩いたします。
午前10時30分に再開いたします。
午前10時24分 休憩
───────────
午前10時29分 再開
○
田上辰也 委員長 休憩前に引き続き、委員会を再開いたします。
執行部の入れ替わりがございましたので、改めて委員の皆様及び執行部の紹介をお願いいたします。
〔
委員長自己紹介〕
○
田上辰也 委員長 それでは、田島副委員長より、順次
自己紹介をお願いいたします。
〔
委員自己紹介〕
○
田上辰也 委員長 委員の紹介は終わりました。
次に、執行部の紹介をお願いいたします。
◎
三島健一 環境局長 執行部の紹介ということでございますが、環境局の組織や
所管事務等についても併せて御説明させていただきます。
資料は黄色の表紙の環境局の資料でございます。資料に沿いまして、職員、組織、
施策体系、当初予算について一括して御紹介いたしまして、その後、
所管事務の説明といたしまして、各
担当部長から
事務分掌及び
主要事業について御説明させていただきます。どうかよろしくお願い申し上げます。
まず資料1ページをお願いいたします。
名簿に沿いまして、職員の職氏名について御紹介させていただきます。
〔
執行部自己紹介〕
◎
三島健一 環境局長 以上で職員の紹介を終わります。
続きまして資料をおめくりいただきまして、3ページになります。局の組織図について御紹介いたします。
局内に、
環境推進部及び
資源循環部の2部がございます。
環境推進部には
環境政策課、
環境共生課、水保全課、
環境総合センターの4課及び2室、
資源循環部には
廃棄物計画課、
環境施設課、
ごみ減量推進課、
浄化対策課、北部、西部、東部の各
クリーンセンター及び
東部環境工場の8課及び2室がございます。
職員数は375名であり、課ごとの内訳は記載のとおりでございます。
次にページをおめくりいただきまして、5ページになります。
本市の第7次
総合計画におきます
施策体系について御紹介させていただきます。
総合計画第5章に局の
政策目標として、誇るべき良好な
自然環境の保全と
地球環境問題への積極的な対応を掲げ、これを実現するための3つの施策を掲げております。
施策の第1節が良好な
地球環境や
生活環境の保全でございます。身近な
生活環境から
地球環境問題まで幅広く対応しておりますが、特に近年は、御案内のとおり
地球温暖化対策が喫緊の課題となっておりまして、
再生可能エネルギーの導入や
エネルギーの
効率的利用などに積極的に取り組んでおります。
第2節では、魅力ある多様な
自然環境の保全といたしまして、本市が世界に誇ります地下水の保全、また
生物多様性や緑の保全などに取り組んでおります。
次に第3節では、持続可能な
循環型社会の構築といたしまして、
ごみ減量、リサイクル、いわゆる3Rの推進や、ごみの
適正処理などに取り組んでおります。
また次のページになりますが、第8章の安全で利便性が高い
都市基盤の充実の項におきまして、これは
浄化対策課の所管分でございますが、
上下水道局との役割分担の下、適正な
汚水処理という観点から
合併処理浄化槽の
普及促進などに取り組んでいるところでございます。
次に7ページでございます。
局の令和3年度の当初予算についてでございます。
一般会計の表でございますが、上から2行目の款の25衛生費、項の20清掃費でございます。これはごみやし尿の
処理関係の経費でございますが、本年度当初予算約70億円計上してございます。
下りていただきまして、中ほどの項の25
環境保護費、これは
地球温暖化対策や
緑化推進、
地下水保全などの経費でございまして、約19億円でございます。
さらに下がっていただきまして、款の45土木費、項の40
下水道費でございますが、これは
下水道事業への繰出金でございます。これが約57億円でございます。
これらを合わせまして、局の
所管予算の合計は146億4,686万3,000円でございます。前年度と比較いたしまして約8億3,000万円の減額となっておりますが、これは、
秋津浄化センターの
解体工事など複数の比較的大規模な工事が前年度をもって終了したことによるものでございます。
私からの説明は以上になります。今後とも
環境行政の推進に当たりましては各委員の皆様からの御指導を賜りますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。
○
田上辰也 委員長 以上で執行部の紹介は終わりました。
これより、環境局に関する
所管事務説明を聴取いたします。なお、質疑につきましては、第2回定例会においてお願いできればと存じます。
◎本田昌浩
環境推進部長 私から
環境推進部の
所管事務について御説明申し上げます。
それでは10ページをお願いいたします。
上段の
環境政策課でございますが、主なものとして局の
主管課業務でございます。局内の
総合調整や
環境政策に係る
総合的企画及び調整、
大気汚染等の公害に係る相談、調査、指導、規制等に係る業務等を担っております。
環境政策課の室組織であります温暖化・
エネルギー対策室でございますが、主なものとして
温暖化対策、
エネルギー対策に係る業務等を担っております。
次に
主要事業でございますが、11ページをお願いいたします。
第4次熊本市
環境総合計画策定に係る業務でございますが、本計画の改定時期を迎えたため、令和4年度から令和13年度までの10年間の計画を新たに策定するものでございます。
次に
地域エネルギー事業推進経費でございますが、
地域エネルギー会社と連携し、
東西環境工場で発電した電力の有効活用や、
大型蓄電池の導入等により、市施設全体の
エネルギーの最適化や
再生可能エネルギーの活用を推進するものでございます。
次に
くまもと脱
炭素循環共生圏推進経費でございますが、
熊本連携中枢都市圏における2050年
温室効果ガス排出実質ゼロの実現に向け、シンポジウムの開催等により、圏域全体での
地球温暖化対策を推進するものでございます。
次に
市庁舎等LED化推進経費でございますが、本
年度教育施設及び
消防施設の
LED化工事を実施いたしますが、それ以外の
市有施設約900施設の照明を事前調査するための経費でございます。
続きまして
環境共生課でございますが、主なものとして
自然保護活動の推進、緑地の保全及び緑化の推進に関する業務などを担っております。
主要事業といたしましては、
全国都市緑化フェア開催推進経費でございますが、
全国都市緑化くまもとフェアの
メイン会場の一つであります立田山の
会場整備及びみどりの検定の実施等に係る経費でございます。
次に市電緑のじゅうたん事業でございますが、辛島町電停周辺の市電軌道の芝生緑化等に係る経費で、ヒートアイランド現象の緩和や電停の騒音低減、都市景観の向上を図るものでございます。
次に
自然環境保全経費でございますが、江津湖の外来魚の回収業務や電気ショッカー船による外来魚駆除に加え、生息区域が拡大しているアライグマの生息調査や捕獲調査等業務を実施するものでございます。
12ページをお願いいたします。
続きまして水保全課でございますが、主なものとして
地下水保全活動の推進、地下水の涵養対策の推進、東部堆肥
センターに係る業務等を担っております。
次に
主要事業でございますが、13ページをお願いいたします。
くまもと水ブランド情報発信経費でございますが、企業との連携により広域的な
地下水保全の取組を県内外に発信し、地下水都市熊本をPRするものでございます。
次に白川中流域かん養
推進経費でございますが、地下水を育む重要な地域である白川中流域において、湛水事業に御協力いただく地元農家の方々への交付金等でございます。
次に東部堆肥
センター管理運営経費でございますが、家畜排せつ物の
適正処理及び堆肥化を行う東部堆肥
センターの管理運営に係る経費でございます。
水保全課の室組織でありますアジア・太平洋水サミット推進室でございますが、令和4年4月23日、24日に開催いたします第4回アジア・太平洋水サミットに関する業務を担っており、主な内容といたしましては、アジア・太平洋の首脳閣僚級国際機関の代表者たちが水に関する諸問題について論議いたしますので、スムーズな運営や参加者のおもてなし、また熊本の魅力を発信するための演出やエクスカーション等を実施するものでございます。
続きまして
環境総合センターでございますが、主なものとして食品及び環境衛生に係る総合的な試験検査及び調査研究、微生物学的及び臨床病理学的な検査研究、
環境保全に係る啓発及び推進に係る業務等を担っております。
主要事業といたしまして、一般検査経費と感染症対策経費でございますが、
センターで実施している
環境保全、食品衛生、感染症等の検査に必要な試薬や分析機等の経費でございます。
次に、新型コロナウイルス検査体制
強化経費(
環境総合センター)でございますが、
環境総合センターにおけるPCR検査等の試薬や検査機器の
保守点検に係る経費でございます。
以上が
環境推進部の主な
所管事務でございます。
以上でございます。
◎村上慎一
資源循環部長 資料の14ページをお願いいたします。
上段の
廃棄物計画課でございますけれども、主なものといたしまして(2)の廃棄物行政に係る
総合的企画に関する業務等を行っております。具体的には、一般廃棄物の発生量、処理量を推計しますとともに、ごみ減少のための施策や区分等を定めた一般廃棄物処理
実施計画を毎年度作成し、各種事業に反映させております。このほか廃棄物処理手数料、家庭ごみの指定収集袋などごみ収集に関する業務のほか、資源リサイクルに関する業務などを所管しております。
それでは15ページをお願いいたします。
今年度の
主要事業でございますけれども、まず一般廃棄物処理
基本計画策定経費につきましては、廃棄物の処理及び清掃に関する法律第6条に基づきまして、一般廃棄物の処理に関する基本的な事項を定めます計画を策定するものでございまして、
計画期間が本年度に終了しますことから、令和4年度から令和13年度までの10年間の
基本計画を新たに策定するものでございます。
次にプラスチックごみ対策経費につきましては、NGOやプロスポーツチームとの連携によりまして、プラスチックごみの発生抑制やバイオプラスチックの利用促進について、市民への啓発を図っていくものでございます。
また、次の家庭ごみ再資源化
推進経費につきましては、ごみステーションで定期収集いたします瓶や缶、プラスチック製容器包装などの資源物につきまして、収集及び選別、加工等の中間処理を行いまして、また収集した大型ごみの金属部分や使用済みの小型家電を再資源化するものでございます。さらに、ごみ収集経費につきましては、主に燃やすごみ、紙の収集運搬に係る委託経費でございます。
続きまして
環境施設課でございます。本市の焼却施設で、現在委託事業者が管理をいたします西部環境工場の運営及び施設の周辺整備、並びに環境局の所管する施設の整備を担当しております。
次に
環境施設課の室でございます扇田環境
センターでございますけれども、埋立てごみの最終処分場といたしまして不燃物の受入れ、埋立地の管理、隣接する地域住民の方との連絡調整を行っております。
主要事業といたしましては、1項目めの
東部環境工場延命化整備経費でございますけれども、平成6年から稼働してやがて耐用年数を迎えます
東部環境工場を整備いたしまして、15年ほど延命化するための経費でございます。本年度は整備計画を策定いたしまして、来年度より着工する予定でございます。
次に2項目めの新西部環境工場運営経費でございますけれども、西部環境工場の運営、
維持管理、同工場から排出されます焼却飛灰を再資源化するなどの経費でございます。
次に4項目めの埋立処理経費でございますけれども、こちらは扇田環境
センターの施設整備や
維持管理等に用いる経費でございます。
続きまして14ページに戻りまして、
ごみ減量推進課でございます。
ごみの減量及びリサイクルの推進、
生活環境の美化に関する業務を行っております。具体的には、
ごみ減量、リサイクルの推進を図る広報啓発活動、市民リサイクル活動団体への助成、減量美化推進員への支援など、まちなかにおける美化活動を推進しております。
次に、
ごみ減量推進課の室組織であります事業ごみ対策室でございますけれども、廃棄物処理業者及び処理施設等に対する指導監督及び許認可、並びに事業ごみの
適正処理に関する業務を行っております。
主要事業でございますリサイクル
推進経費は、子供会等の集団回収に係る登録団体に対しまして、集めた資源物の量などに応じた助成金を支給することで、地域のリサイクル活動の推進を図るものでございます。
次に資源物持ち去り対策経費でございます。これまで県警OBの持ち去り指導員4名、車両2台体制による早朝パトロールを実施しておりましたけれども、今年度から持ち去り指導員8名、車両4台にパトロール体制を拡充し、資源物の持ち去り行為者に対する追跡調査や買取り業者への立入調査等の強化を図ることで、持ち去りを防ぐ環境づくりを推進してまいります。
続きまして16ページ、17ページをお願いいたします。
浄化対策課でございますけれども、し尿処理の
総合的企画業務を担当しておりまして、関係事業者の指導、浄化槽の設置や
保守管理の適正化に関する業務を行っております。
主要事業といたしましては、小型
合併処理浄化槽設置費助成でございます。これは
下水道事業計画区域外等におきまして、単独処理浄化槽やくみ取り便槽から
合併処理浄化槽への切替えや、熊本地震で被災いたしました
合併処理浄化槽の設置者への補助金交付を展開しております。
続きまして、北部、西部、東部の3
クリーンセンターでございます。それぞれの担当地区のごみ収集、運搬のほか、地域と連携の下、ごみ出しルールの指導啓発などの業務を行っております。
最後に、
東部環境工場につきましては、ごみの焼却、ばいじんやごみの分析、施設の管理運営などの業務を行っておりまして、隣接いたします三山荘、東部交流
センターの指定管理に関する業務を所管しております。
以上が本年度の環境局
資源循環部の
事務分掌及び
主要事業でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
○
田上辰也 委員長 以上で執行部の説明は終わりました。
これをもちまして、
環境水道委員会を閉会いたします。
午前10時52分 閉会
出席説明員
〔環 境 局〕
理事 井 上 隆 局長 三 島 健 一
環境推進部長 本 田 昌 浩 首席審議員兼
環境政策課長
池 田 賀 一
環境政策課副課長 橋 本 倫 子 審議員兼温暖化・
エネルギー対策室長
兼 平 進 一
環境共生課長 吉 田 香 織 首席審議員兼水保全課長
永 田 努
水保全課副課長 大 石 雄 一 アジア・太平洋水サミット推進室長
廣 瀧 宗 美
環境総合センター所長
資源循環部長 村 上 慎 一
近 藤 芳 樹
廃棄物計画課長 下錦田 英 夫
廃棄物計画課副課長中 村 勝
環境施設課長 後 藤 滋 扇田環境
センター所長
太 田 和 樹
ごみ減量推進課長 千 原 直 樹 審議員兼事業ごみ対策室長
菅 本 康 博
首席審議員兼
浄化対策課長 北部
クリーンセンター所長
緒 方 宏 行 進 野 圭 一
西部
クリーンセンター所長 東部
クリーンセンター所長
山 本 哲 也 坂 本 重 人